冬も終盤かと見せかけて、急激に寒さがぶり返してきました。
一時期、芸能人はなぜこんなにインフルエンザに感染するんだというぐらいインフル報道がいっぱいありましたが、周囲ではほとんど感染者は出ませんでした。
私はといいますと、予防接種を受けてインフル感染の心配は少ない冬を過ごしているのですが、
ここはひとつ、たまに襲われる私の持病についてお話してみたいと思います。
【長くなります。おヒマなときにお読みください。】
どんなのかと言いますと、
視界の一部がぶよぶよし始めた、と思ったらキラキラし始めて、視界全体(もしくは半分)が見えづらくなる
という症状です。
頻繁に起こるわけではなく、忘れたころに突然キラキラし始めます。
キラキラというと楽しそうですが、襲われている本人は全く楽しくありません。
パソコン画面が見えない、人と話していても表情が見えない、という不思議な戦いに急に放り込まれるのです。
しかも、この症状には漏れなく、耐え難いほどの頭痛がついてきます。
なんだったら、吐き気というオプションまでついてきたりします。
つまり、片頭痛の前症状が「キラキラ」なわけです。
そんなわけで、キラキラがやってくると、「ちっきしょー!来やがったか」となります。
訪れる視界不良と、後からやってくる頭痛にビビります。
視界不良自体は数十分から数時間で治まりますが、頭痛は寝るまで治りません。(私の場合。)
午前中にキラキラがやってきてしまうと、長い過酷な一日が待っているわけです。
この症状とは中学生ぐらいからの付き合いなのですが、
最近はじめて症状名を知りました。
『閃輝暗点』
…なんか、カッコイイ。
「天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)」みたいですが、
飛天御剣流の奥義ではありません。「せんきあんてん」と読みます。
原因はストレス、マグネシウム不足、気温の変化、匂い、睡眠不足、などなど色々考えられるそうですが、
心当たりがありすぎてどれが原因か分からない。おそらく全てです。
整骨院の先生を困らせるぐらいの肩こりですし、
匂いにも超敏感です。匂い推しの柔軟剤なんてもってのほかです。
閃輝暗点は、頭痛はしても風邪とは違って感染りませんし、熱も出ません。
基本、その日のうちに治ります。
なので、今まで「寝る」という対処療法以外は取ってこなかったのですが、
このたび症状名が分かり、ググってみたところ、後頭部のマッサージが効くとの情報が…!
襟足の生え際あたりをアザができるぐらい強く押すのがいいらしいです。
ん?アザができるぐらい…?
頭痛とアザ、どちらを取るのか難しいところですね。
今後、私のうなじにアザを見つけたら、「あ、こいつ頭痛に負けたんだな」と思って
優しく接してあげてください。
キラキラとの戦いを終えた戦士に、ねぎらいのお言葉をいただけると嬉しいです。
同じ症状の人、今までにひとりしか出会ったことがないんですが、
ネットを見ている限り、いっぱいいるみたいですね。
がんばれ、戦友たち。
ではでは、皆様もご自愛くださいませ。
※あくまで私の個人的な体験ですので、皆様に当てはまるわけではありません。
気になるひとはちゃんと病院に行ってね。